※本記事は2025年9月に取材した内容をもとにしています。きらぼし銀行 経営企画部 副部長 小川俊哉様に、担当営業、多摩電子工業 営業統括本部 法人営業部 徳永智之がインタビューさせて頂きました。

1. 導入前の課題
当社ではPCやスマートフォン、タブレットの利用が急増し、特にゼロトラストセキュリティ(都度認証)を導入したことで、セキュリティが向上した半面、電池の減りが早くなったと感じている。そのため、大人数で行う会議や研修の場で電源が不足し、机上がタップやケーブルで煩雑化する問題が発生していた。また、災害時の非常用電源確保の必要性も認識していた。従来のモバイルバッテリーは形状やデザインが無骨で、オフィスに常設するイメージが持ちにくい点も課題だった。

2. 導入理由
展示会で「crevio Pro」を初めて見た際、安全性の高いリン酸鉄系バッテリーを採用していることや、片手で扱える独自デザインに魅力を感じた。従来製品よりも大容量でありながら持ち運びやすく、見た目も洗練されている点、ノートPCの底面に設置できる点を評価した。他社製品と比較した結果、デザイン性・実用性の両面で優位性があると判断し、導入を決定した。

デザイン性と先進機能を兼ね備え、フリーアドレスオフィスや会議室での電源不足を解消●安全・長寿命。リン酸鉄バッテリーを使用●最大6年間。安心の保証サポート●ノートパソコン・タブレット対応。高出力・大容量バッテリー(容量:27,000mAh)●置くだけでラクラク。「接点式」の充電ステーション
3. 導入後の効果
会議室や応接室、役員会議スペースに設置した結果、長時間の会議や研修でも電源不足が解消された。社員からは「他拠点にも設置してほしい」という声が上がり、評価は高い。従来の無骨な機器と違い「これは何?」と注目を集め、来訪者との会話のきっかけにもなっている。また、3年保証や安全性に優れる点から、長期利用への安心感もある。




4. 今後の期待
現状の課題は同時利用台数の制限や、丸一日の研修では1台のPC接続では問題ないが、複数デバイスを同時接続したときに容量不足を感じる点である。社内ユーザーからは、さらなる「容量拡大や軽量化への期待」の声があがっており、メーカーである多摩電子工業は、次世代モデルの開発を進めている。将来的にはサテライトオフィスや他拠点への展開も検討されており、オフィス環境改善や社員満足度向上にさらなる貢献が期待される。
